けんちくチック

パイの実が好きな工繊生、元高専生

読書記録【2018】

2018年に読んだ本(小説)の記録です。

 

★★★★☆ 1/4 君の膵臓をたべたい / 住野よる

★★★★☆ 1/22 ツナグ / 辻村深月

★★☆☆☆ 1/22 青い鳥 / 重松清

★★★★★ 2/21 かがみの孤城 / 辻村深月

★★☆☆☆ 2/27 スロウハイツの神様(上) / 辻村深月

★★☆☆☆ 3/6 スロウハイツの神様(下) / 辻村深月

★★★★☆ 3/14 星新一の作品集Ⅰ / 星新一

★★★★★ 3/16 告白 / 湊かなえ

★☆☆☆☆ 3/20 クローバー・レイン / 大崎梢

★★★☆☆ 3/25 ふたご / 藤崎彩織

★★★☆☆ 4/2 少女 / 湊かなえ

★★★★☆ 6/18 青くて痛くて脆い / 住野よる

★★★★★ 7/11 か「」く「」し「」ご「」と「 / 住野よる

読書記録【2019】

2019に読んだ本の記録です。

 

★★★★☆ 3/1 ツルネ / 綾野ことこ

★★★☆☆ 3/7 ツルネ2 / 綾野ことこ

★★★★★ 3/9 凜の弦音 / 我孫子武丸

★★★★☆ 6/14 本と鍵の季節 / 米澤穂信

★☆☆☆☆ 6/16 まよなかの夜空 / 谷瑞恵

★★★★★ 7/10 コーヒーが冷めないうちに / 川口俊和

★★★★☆ 7/19 この噓がばれないうちに / 川口俊和

★★★★☆ 8/17 思い出が消えないうちに / 川口俊和

★★★★☆ 8/19 人間失格 / 太宰治

★★★★☆ 8/21 よるのばけもの / 住野よる

★★★☆☆ 9/4 いい人ランキング / 吉野万理子

読書記録【2020】

2020年に読んだ本(小説)の記録です。

評価を5段階でつけました。

厳しめにつけたつもりですが、今年はたくさんいい本に巡り合えたので5と4が多くなってしまいました(笑)。

 

★★★★★ 2/25 スクラップ・アンド・ビルド / 羽田圭介

★★★★☆ 3/14 盲目的な恋と友情 / 湊かなえ

★★☆☆☆ 3/20 麦本三歩の好きなもの / 住野よる

★★★★★ 3/20 キッチン / 吉本ばなな

★★★☆☆ 4/21 高校入試 / 湊かなえ

★★★★★ 12/7 ラプラスの魔女 / 東野圭吾

★★★★☆ 12/11 魔力の胎動 / 東野圭吾

読書記録【2021】

2021年に読んだ本(小説)の記録です。

今年は5冊しか読めませんでしたが、素敵な本にも出会えました。

個人的な評価を5段階でつけました。世間的な評価と異なるものもあると思いますが悪しからず(笑)。

 

★★★★★ 7/15 たゆたえども沈まず / 原田マハ

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★★★★☆ 9/26 明け方の若者たち / カツセマサヒコ

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★★☆☆☆ 10/4 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? / フィリップ・K・ディック

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★★★★☆ 12/20 神さまの貨物 / ジャン=クロード・グランベール

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★★★★★ 12/29 暗幕のゲルニカ / 原田マハ

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推薦試験で落ちた人へ(大学編入試験)

 こんにちは、arkkitehtiです。

 

 今、この記事を読んでいるあなたの気持ちは穏やかではないはずです。

 ショックで立ち直れそうにない人、「なんで自分が落とされなきゃいけないの…?」と肩透かしを食らっている人、落とされたことに憤慨している人、、、

 感情は人それぞれだと思います。

 

 何を隠そう、私も推薦で大学の編入試験を受けて、落ちた経験があります。なので推薦で落ちた人の気持ちは痛いほどわかります。

 推薦で落ちるのって、精神的なダメージが大きいんですよね。一般試験は評価基準が明確なので、自分の点数が合格水準に達していなかった(つまり力不足だった)とある程度割り切れるものです。敗因の分析も圧倒的にしやすいです。それと比べて推薦試験は評価基準が不明瞭で、「自分」の人間性を全面的に見られるので、落とされたときに自分を全否定されたように感じるのは無理のないことです。推薦をとるために4年間積み重ねてきた努力はなんだったの?と思うのも当然で、「推薦」っていう言葉の意味知ってる?って大学に問い詰めたくなりますよね。

 私自身、合格発表のPDFを何度見ても自分の受験番号がなく、とても焦りました。さらにつらかったのは翌日で、朝起きると体がとても重く、その日は一日中魂が抜けたような状態でした。間違いなく人生で一番憂鬱な日でした。

 

 しかしずっと落ち込んでいても起きた事実を変えることはできません。落ちたという事実はしっかりと受け止め、一般試験に向けて気持ちを切り替えていかなければなりません。そこで、推薦試験で落ちた皆さんと同じ状況に向き合ってきた先輩として、いくつか処方箋をお渡しできればと思います。どれかひとつでも、皆さんの状況の好転に寄与できたら嬉しいです。

 

① これまでに努力した痕跡は消えない

 推薦で落とされると、自分を全否定されたような気持ちになるかもしれません。これまでの努力は結局無駄だったのかと思うかもしれません。しかし、これまで推薦試験を受けるために努力してきたことは決して無駄になりません。推薦試験を受験できている時点であなたは周りの多くの高専生より上位の成績を収めてきたはずです。周りが試験3日前とかに焦って勉強を始める中、あなたはそれに流されず計画的に勉強に取り組んできたはずです。その姿勢は将来社会に出てから周りと大きな差を生み出すでしょう。(まだ社会に出ていないあんたが言うことか!て言われそう。ごもっとも)

 周りに流されず努力できるその姿勢こそが才能であり財産だと思います。なので、推薦で落ちたことをきっかけにその才能の芽を摘むようなことは決してしないでほしいです。もったいないと思いませんか?

 

② 一般試験で実力を見せつけよう!

 そんな、周りに流されずに努力できる才能を発揮できる機会がすぐそこにあります。それは一般試験です。一般試験は正しく努力した分が点数に直結する試験です。つまりあなたの才能を遺憾なく発揮する場なのです。どうですか、やる気が湧いてきましたか?

 逆に、一般試験にも落ちてしまったら自分の力不足であったと割り切りましょう。それ以上でもそれ以下でもありません。努力が足りなかったということに尽きます。背水の陣で取り組みましょう。

 

③ 捉え方を変えてみて!

 ずっと、「落ちた原因は自分にある」と思っていませんか?まじめな人ほどそう捉えて落ち込みがちです。悔しさをばねにして次に進む原動力にできればよいですが、ずっと気を落としていると次にうまく繋げることが難しいでしょう。落ち込んでそこから抜け出せそうになければ考え方を変えてみましょう。

 「私という逸材を見抜けないなんて、面接官はわかってないなぁー」と。こう考えるだけで気持ちがずっと軽くなり、次に踏み出しやすくなると思います。

 実際私もこのように考えて、何とか切り替えて一般試験の勉強に移りました。といっても最後まで数学はやる気が出ませんでしたが...(数学は好きなんですが、受験で数学をやるのがなんかなーと思ってしまって)

 

 どうでしたか?推薦で落ちるのは精神的にかなりダメージを受けますが、なんとかそれを乗り越えて、残りの編入試験の日程をこなしていかねばなりません。このつらさを乗り越えることで強くなれる、なんてきれいごとは言いませんが、今後困難な局面に対峙したとき、今回の経験で得たものが威力を発揮するでしょう。

 

 皆さんの努力がどうか報われますように!

編入試験_豊橋技術科学大学GAC(一般)

豊橋技科大の建築・都市システム学課程を受験し、合格しました。

私が選択したGACコースは、一般コースと編入試験の内容が大きく異なります。

GAC(グローバル技術科学アーキテクト養成コース)の一般試験は、出願時に志望理由書と小論文を提出しなければなりませんが、試験日は面接のみのため、通常の一般試験のように何教科も勉強する必要がありません。そのため、第一志望として志願する場合はもちろん、併願する大学(コース)として押さえておく場合にもとてもおすすめです。

一部授業がバイリンガル形式で行われたり、グローバル宿舎への入居が条件であったりと、GACならではの特徴があります。十分に検討したうえで、どちらのコースで志願するか決めましょう。

 

自己紹介

出身校 :某高専 環境都市工学科

学科順位:1~4年 2位

英語力 :TOEIC 780(当時)

併願大学:京都工芸繊維大学 デザイン・建築学課程(一般)      ‥合格

 

TOEIC

GACの受験にあたって、TOEICで一定以上のスコアを持っている必要があります。席次によって必要なスコアが異なるので、募集要項を確認しましょう。

最も高いスコアを要求される場合でも550点なので、高専生の皆さんなら少し勉強すればすぐにとれると思います。

私は715点で提出しました。実はこの時点で780点を保持していましたが、そのスコアシートは併願していた大学に提出してしまい、さらにスコアシートを再発行できることを知ったころには技科大の出願に間に合わず、より低い点数のものを提出する羽目になりました。

今後編入試験を受ける人は、どの大学でTOEICのスコアシートが必要か早めに確認し、複数枚必要なときには忘れずに再発行しましょう。

 

志望理由書

日本語または英語で作成します。

私は英語で作成しました。日本語で書いても不利になることはないと思いますが、英語で書くのがおすすめです。意欲的に英語を勉強しているということをアピールするチャンスです。

ちなみに私は一旦日本語で作成し、先生方に添削していただきました。それをDeepLで英語に翻訳し、ネイティブの先生に添削していただきました。

以下、提出した志望理由書です。

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志望理由書

 

小論文

志望理由書と同じく、日本語または英語で作成します。

書く内容について考え始めるところから完成までの期間は短くとも1週間は見込んでおいた方がいいと思います。

以下、提出した小論文です。志望理由書に時間を割きすぎて出願直前に急いで書き上げたので、小論文の完成度は低めです。

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小論文(1/2)

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小論文(2/2)

参考文献4)は数名の共著で、豊橋技科大の教授も執筆されており、大いに参考にしました。ブックオフで100円くらいで買いました。

小論文のテーマは毎年違いますが、テーマに合った書籍を調べて豊橋技科大の方が執筆されている本を見つけましょう。小論文を書く手掛かりになるはずです。

 

面接

面接の前日、豊橋駅の近くのホテルに宿泊しました。

 

当日は大学までバスで行きました。集合時間は昼頃で、同日に実施された一般コースの一般試験の人たちとは、豊橋駅までの帰りのバスも含めて一度も遭遇しませんでした。

 

外のテント下に集められ、その後教員に案内されて課程ごとに控室に移動しました。建築・都市システム学課程の控室は席が割り振られておらず、座る場所は自由でした。

面接の順番は留学生が最初で、その後は学校から遠い所に住んでいる人から順に呼ばれていきました。日本人の受験者は自分を含めて3人で、例年と比べてかなり少なかったです。面接の待機時間は3人でずっと話していました。どこの高専から来たの?とか、併願でどこ受けてる?とか、部活何やってる?とかとか...

 

自分の受験番号を呼ばれたら、荷物をすべて持って面接室に移動します。面接室に入ったら、荷物を置いて着席します。面接室は下の図のような構成です。中央の面接官は齊藤大樹教授でした。

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面接室の席配置

面接の時間は20分くらいでした。以下のことを面接で聞かれました。

 

・受験番号と名前は?

・今日どうやってここ来ましたか?

・大学に来たのは今日が初めてですか?

・大学や周辺地域の印象はどうですか?

・志望理由は?

・どの先生が教えている内容に一番興味がありますか?(入りたい研究室を聞いているわけではない)

・その先生の研究とアドミッションポリシーとの共通点は何か思いつきますか?

・得意科目はなんですか?

・苦手な科目はなんですか?

・デザコンなどコンペには取り組んできましたか?結果はどうだった?

・好きな建築家はいますか?その理由は?

 

英語の質問

・あなたの技術力で将来社会にどのように貢献したいですか?

・GAC卒業後のキャリアプランは考えてる?

 

・所属している部活について教えて?

・あなたの長所はなんですか?

・その長所はどのような点で社会に生かせそうですか?

・趣味はなんですか?

・現在高専で留学生との交流はありますか?

・ここに入ったら留学生との交流を積極的にしたいですか?

・博士前期課程までの一貫教育のことは知ってる?

・日本が世界と建築でより強く連携していくためには何が必要だと思う?

・あなたから私たち(面接官)に質問はありますか?

 ー今はないけど学校周辺にあったらいいなと思う施設はありますか?

 んー、駅だね(笑)

・他に何か質問ある?

 ー貴校のことを全く知らない人に大学の特長をアピールするならどんなことですか?

 あんまり知名度はないけど、研究をするための設備が充実していて、先進的で高度な研究がされていることかな

 

 受験が終わってすぐに書き留めたため、質問の順番もほぼこの通りだと思います。

面接の雰囲気は終始、割と穏やかでした。

小論文についての質問はされませんでした。

英語の質問はゆっくり話してくれたので、しっかり聞き取れました。落ち着いて答えれば問題なさそうです。

 

考察

建築・都市システム学課程のGACコースの一般試験の受験者数は年によって大きくばらついています。ここ3年間の合格者数/受験者数は以下のようになっています。

令和4年度:2/3

令和3年度:3/6

令和2年度:4/9

定員は2名なので、受験者数が多いときには多めにとってくれていることが分かります。しかしその傾向があるとはいえ、定員人数がもともと少ないので、受験者数が多いときには倍率が跳ね上がります。また、受験者数が少ないからといって定員よりも多くとるわけではないことにも注意が必要です。

席次、TOEICのスコア、志望理由書と小論文の完成度すべてに満足できる状態に持っていき、面接に臨みましょう。

 

受験される皆さんの健闘を祈ります!

編入試験_京都工芸繊維大学(一般)_デザイン・建築学課程 加筆したよ!

令和4年度京都工芸繊維大学の3年次編入学試験(一般)に合格しました。

この記事を読むことで、一般試験の概要や一部教科の対策方法、さらには試験時の様子が分かります。

このブログで最も人気のある記事ということで、受験を考えている皆さんにより参考にしてもらえるよう、加筆修正しました。

また、推薦試験も受験したので、興味のある人はこちらも読んでみてください。受験に至る経緯や、前泊した宿のことなどもこちらで述べています。

 

自己紹介

出身校 :某高専 環境都市工学科

学科順位:1~4年 2位

英語力 :TOEIC 780(当時)

併願大学: 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学課程(GAC)(一般)合格

 

試験会場

デザ建は、志願者数が65人と多く、受験者は2つの教室に分かれて受験しました。

私の割り当てられた教室の受験者の服装は、3割スーツ、7割私服といった感じでした。髪を染めている人や、ファッションの個性的な人もいて、美的感受性の高い人が多い印象を受けました。

 

試験内容

デザ建の受験科目と試験時間は以下の通りです。

 

英語 出願の際にスコアシート(原本)を提出

数学 10:00~11:30 (90分)

専門 13:00~15:30 (150分)

 

それぞれの科目について見ていきましょう!

 

英語

例年、英語の試験は、事前に提出するTOEICのスコアで代替されます。

私は780点で提出しました。

 

今年度は特例で、試験日の前日にTOEICのキャンパス試験が実施されました。(希望者のみが受験し、それ以外の人は事前に提出したスコアが採用される。また、事前にスコアを提出した場合でも希望でき、提出した際のスコアとキャンパス受験のスコアのうち高いほうを採用。)これはコロナの影響でTOEICの受験申込が抽選方式となる期間が続いたためです。

ちなみに、TOEICのキャンパス受験をした人は、受験番号の名簿でざっと見た感じでは全体の8割くらいだったと思います。

私は数学と専門科目に集中したかったので、事前に提出したスコアで勝負しました。

今後受験する人はキャンパス受験があることには期待せず、満足できるスコアを事前に提出できるよう準備しておいた方がいいと思います。

 

数学

大問は4つです。例年の傾向通りでした。

1⃣ 連立一次方程式(行列)

2⃣ 関数の増減と極値

3⃣ 積分(ヘッシアン)

4⃣ 一次微分方程式

 

今回の問題は過去問として学校のホームページに掲載されているので必ず見ておきましょう!

過去問や各大問の含まれる単元の復習をしっかりと行った人は満点が取れる難易度だったのではないでしょうか。

私は数学をほとんど勉強していなかったため、正答率は5割程度だと思います。自信をもって完答できたのは3⃣だけでした。

そんな自分が言うと説得力がまったくないのですが、最も効率よく点数を稼げる科目は数学です。しっかり勉強しましょう。

英語(TOEIC)は勉強した分だけ点数が伸びますが、100点上がっても全体の評価はたったの2.5%しか上がりません。

100/990 × 100/(100+100+200) ×100(%) =2.525...%

点数が低いうちは(~600くらいかな)100点あげるのはなんてことありませんが、700あたりを超えてくると、この2.5%のために何百時間とかかるので効率がめちゃめちゃ悪いです。

あなたが見ている今が4月でTOEICの点数が既に700点を超えていればTOEICはその点数で提出し、数学と専門の勉強に励むことを強くお勧めします

また、後述する専門科目は採点基準が分からず、たくさん勉強したからと言って手堅く点数が稼げる保証はありません。

それと比較して、数学は範囲が毎年ほぼ同じで対策がしやすく、その範囲をしっかり理解していれば受験前から既に数十点は取れているようなものです。

いかに数学の勉強が重要かが分かってもらえたと思います。

これから受験する人は、私みたいに数学を蔑ろにしてはダメですよ?

 

専門

例年通り、実技問題と論述問題のどちらかを選択する方式でした。

デザ建の受験会場は2つの教室が割り当てられていましたが、私の教室では、実技2割、論述8割くらいで論述を選ぶ人が多かったです。

自分は論述問題を選びました。

読解力や思考力を問う問題が多く、漢字と英語の書き取り問題も出題されました。

 

採点の具体的な基準が示されていないので自己採点が難しいですが、8割から9割取れているのではないかと思います。

論述問題に関しては、読解力・文章力だけでなく、建築やデザインへの興味・関心、世界の環境問題に対する関心・理解が問われます。過去問に登場する文章の出典はチェックし、それらの書籍を中心になるべく多くの文章に触れることで、論述問題の点数は効率的に伸びると思います。

普段から読書を習慣づけて、150分間集中するための持久力をつけておきましょう。

専門は、こと論述に限って言えば勉強量はあまり関係ないかなーと思っています。

というか、専門の対策は気合を入れて「勉強する」って感じではないと思うんですよね。

どれだけデザイン・建築や社会情勢にアンテナを張っているかを見られる試験なので、読解力・文章力に自信があれば、あとは興味の向くままにいろんな本を読んでいれば十分だと思います。

 

自分は、書店で小論文の書き方を眺めて、直前に過去問を2年分解いて(ここまでがいわゆる「勉強」)、あとは気が向いたときや土木系の退屈な授業のときにデザイン・建築関係の本や小説を読んでいました。

参考までに、私の読書記録(小説)をこのブログ内に掲載しているのでよかったら見てみてください。

本番の試験で、難しい言い回しや活字の量に圧倒されるかもしれません。

私は国語が得意な方ですが、何度も戻りながら読み進めました。

長く難しい文章への抵抗を少しでも減らして、よりスムーズに読解できるよう、時間を見つけてたくさん本を読みましょう。

 

この記事があなたの役に立てたら幸いです。

皆さんの編入試験が成功することを祈っています!